【読後感想】八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。

ライト文芸

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

各評価(※あくまで主観です)

表紙・イラスト:★★★★★
読みやすさ  :★★★★
面白さ    :★★★★

内容(「BOOK」データベースより引用)

恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。
本当に好きだった。
こんなにも人を好きになることは、この先一生ないだろうとさえ思った。
言葉や仕草の一つ一つ、ちょっとした表情の変化、笑い声、髪から香る石鹸のにおい…思い出すと息が苦しくなる。
まるで肺の中に、炭酸でも入っているみたいに。

―透子。高校二年の夏。
心臓の病が原因でなくなった彼女のことを、未だ引きずっていた成吾。
あれから四年。交換日記の空白に綴られていく新しい返事。
それは見間違えようもなく、透子の文字だったー。

読感(※ネタバレあり)

ヒロインが亡くなった後の、主人公の喪失感が伝わる作品。
僕が学生の時にはライトノベルを読んでいたが、
最近ではライト文芸というジャンルが開拓されているらしい。
書店でふと表紙のイラストが気になって、読書をするキッカケとなった本。

(以下は感想)
ピースメーカーの存在は2人にとって大きかった。
彼女にとっては生きていく上で物理的に必要な物、彼にとっては形見であり、右ポケットに忍ばせていないと精神的に落ち着かない物となっていた。

彼女が亡くなった時に主人公は片方の目からしか涙が出なかった。

だが、4年後の最後は両方の方から涙が出た。
片方の目から涙が出たときの心では、半分死を受け入れていて、
半分は認めたくない感情からこうなったのか。
4年後の最後のシーンでは完全に認めたから両方から涙が出たのかな、
とふと考えてしまう。


コメント

タイトルとURLをコピーしました