【読後感想】誰にも言えない(集英社オレンジ文庫) [ 丸木 文華 ]

ライト文芸

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

各評価(※あくまで主観です)

表紙・イラスト:★★★
読みやすさ  :★★★★
面白さ(サイコパス):★★★★★

内容(Amazonより引用)

 「きゅる、と小さく腹が鳴る。葵は口の中の三つのキャンディをゆっくりと舌の上で転がした。」
 4人の美少女たちの、無垢な悪意の饗宴…! 私だけの秘密、教えてあげる…!

 旧財閥で、日本有数のセレブ一族の家に生まれた
(①人目)葵は、大好きな3人の女友達を誘って、避暑地に遊びに来ていた。
 容姿、ステータス、どれをとっても申し分なく、それぞれが宝石のように目映く美しい女子たち……

②結衣はモデルをしており人形のように完璧な顔立ちとスタイル。
③莉子は高校生の頃に文学賞をとり華やかに文壇デビューした美少女小説家。
④ひまりは全国大会で入賞経験が何度もある美しすぎるスプリンター。
 
4人がプールサイドにいると、周りの視線がうっとうしいくらいにまとわりついてくる。

避暑地の夜の帳が下りて、完全な闇に包まれた4人の美少女たちは怪談話ならぬ、「誰にも打ち明けていない秘密の話」を順番に打ち明けることとなった。
そこで打ち明けられた4人の秘密とは…!?

不幸と悪意が彩るサイコ・ホラー!

誰にも言えない (集英社オレンジ文庫) 

読感(※ネタバレあり)

外見は美しく、社会的地位も高い4人組の女子グループ。
欠点もなさそうに見えるが、それぞれサイコパスな一面を見せる。
「誰にも打ち明けていない秘密の話」をそれぞれ夜に打ち上げるがー。

(以下は感想)
※ホラー系なので注意

夏の暑さを感じさせる残暑のこの頃、ゾッとするような一冊でした。
サイコパスな一面を見せる彼女たちの暴露話は、もはや猟奇的。
4人の話は順番に話していくのですが、最初の一人目から怖すぎる。

序盤の昼は、プールサイドでの優雅な生活を見せるシーンから始まるのですが、夜になると一転。
そのサイコパスな話をする落差がスリリングでした。

4人の内、ある一人の話について、人によっては終始胸糞悪いエピソードなので、人を選ぶ作品かもしれません。

終盤は、まさに「誰にも言えない」ことの連続で、読み終えた後は
なんとなくスッキリしました。


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